カイロプラクティック検査

関節の可動域を調べることで、 動きの悪い方向を検査します。

動きの悪さを改善することによって、 痛みなどの症状を解消することが出来るのです。

カイロプラクティックの検査

カイロプラクティック独自の検査によって施術すべき部位が決定されます。 まず、初めに主訴を的確に聞き、その他の関連した症状などを整理統合し、 問題を客観的に絞り込んで行くための必要な検査を行います。 痛いところが施術すべき部位ということはありません。

いくつかの検査法がありますが、 その中でもモーションパルペーションという検査方法は極めて重要な検査で、 隣り合う骨と骨の間の可動性と運動制限のある方向を調べます。

可動性検査(モーションパルペーション)

関節の動かせる範囲

関節は脳から命令が出て、筋肉を収縮することにより曲げることが出来ます。 また、外から力を加えるとそれ以上に関節を曲げることが出来、そして外から力を加えることで、意識して自分では動かせない方向へも関節を曲げる事ができます。 関節の動かせる範囲を「関節の可動域」と呼びます。

関節が筋肉によって動かせる範囲を「関節の自動運動の範囲」と呼び、外から力を加えることによって動く範囲を「関節の他動範囲」と呼びます。 「関節の他動運動の範囲」は「関節の自動運動の範囲」を超えてあり、さらには自分の筋肉を使って意識的に動かせない方向にも、僅かながら「関節の他動運動の範囲」は存在します。 この範囲はそれぞれ限界があるのですが、その限界を超えた範囲に動かそうとしたときに起きる状態が、捻挫、靭帯や腱の断裂、関節の脱臼、骨折になるのです。

関節に問題が生じると

関節に何か問題がある場合には、「関節の可動域」が狭まります。 この状態は簡単に言うと「関節の動きが悪い」状態であると言えます。 関節の可動域が狭くなっている場合、それが肩関節や股関節ならば自分で分かるかもしれませんが、 それが背骨のように、隣の関節が近くにある場合には自分で意識することは難しいのです。 可動域が狭くなった分、仮に隣の関節が自動運動の範囲を超えて他動運動の範囲まで動けば、全体としてみれば同じように見えます。

可動性の検査

関節の動きの検査を「可動性の検査」といい、カイロプラクティックの用語で言うとモーションパルペーションともいいます。 「可動性の検査」はこの「他動運動の範囲」を調べることによって問題のある関節を調べる検査です。 この検査は関節の可動域を調べることで動きの悪い方向を検査します。 動きの悪さを改善することによって、痛みなどの症状を解消することが出来るのです。

筋力テスト

筋力テストはポリオによる機能障害を評価するために発展した検査方法ですが、 カイロプラクティックにおける筋力テストは、神経システムの筋機能に対する整合性を測定する方法として用いられます。

筋力テストの方法は、施術者が力を加えると共に患者さんに抵抗してもらうことになります。 このテストは施術者が圧力を加えることで筋のロックを確認します。 これによりアイソメトリック収縮に打ち勝つように力を加え、またエキセントリック収縮を行うことが出来ます。 このテストは、施術者の圧力に対して患者さんの神経システムが筋をロックし、変化する圧力に対して適合し続ける能力を調べます。

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