自然治癒力

自然治癒力とは

自然治癒力と聞くと、どんな病気でも治るような計り知れない能力に思うかもしれません。 ところが自然治癒力というのは、とても身近にあるものです。

例えば風邪をひいたとします。軽いものであれば、ゆっくりと安静にして休んでいれば治ります。 解熱剤や咳止めという薬は、熱を下げたり咳を鎮めたりする作用であって、風邪そのものを治しているのは自然治癒力です。 また指先をちょっと切るような怪我をしたときでも、ごく軽いものであれば自然に治ります。 例え消毒をしたとしても、それは雑菌が入るのを防いでいるだけで、傷が塞がる薬ではないのです。

このように人間は病気になっても自分で治そうとする力があるものです。 生理学的には内部環境の恒常性(ホメオスタシス)と呼ぶ現象があり、環境の変化に応じて生体にとって最適な環境を作るものです。 このシステムは生体のあらゆる部分に存在します。

自然治癒力の働き

自然治癒力による例として、自律神経と防御反応について紹介します。

自律神経

自律神経は脳から臓器にかけて分布する意識しなくても働く神経です。 生きていくために必要な、心臓脈管系、呼吸系、消化系、内分泌系などを制御しているものです。 自律神経によって、意識せずに心臓が鼓動し、食事をすれば意識しないで胃や腸が働くのです。

自律神経には交感神経と副交感神経があり、通常は両者は平衡しています。 交感神経は心臓の拍動を速くし、血圧を上げるというように体を興奮した状態にします。 例えば運動時には体中に血液を送らなければいけないので、交感神経によって心臓の拍動を速めます。 副交感神経は心臓の拍動を遅くし、血圧をさげたり、筋肉を弛緩させて体を休息状態にします。

交感神経と副交感神経のどちらか一方が常に優位にならないように、お互いにバランスを取っています。 恒常性(ホメオスタシス)が乱れて自然治癒力が十分に働かなくなると、このバランスが壊れて病気になって現れます。

防御反応

異物が体内に入ると生体はそれを排除しようする防御反応を起こします。 この反応は、各種の微生物による感染や外来異物の生体内への進入を防ぎます。 また古くなった赤血球などの不要な細胞を破壊する働きもあります。

このような防御反応には各異物の特異性と無関係に起きる非特異的反応と、異質性を認識することに基づいて起きる特異的反応があります。 非特異的反応に粘膜の働きや炎症反応があり、特異的反応は一般的に免疫反応と呼ばれリンパ球の働きによって行われます。

病気の原因となるウィルスが進入しても、免疫反応によって抗体と特別の細胞を産生し、ウィルスを攻撃します。 このおかげでウィルスに感染しても、軽いものであれば自然に治るのです。

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