ギックリ腰(ぎっくり腰)とは

顔を洗おうと中腰になったときや、重いものを持ち上げようとしたときなど、急に腰が痛くなることがあります。 これをギックリ腰(ぎっくり腰)と一般的に呼び、突然激しく痛み、場合によっては動けなくなるほどの症状があります。 「魔女の一撃」と呼ばれる程の激しい痛みを伴う場合もあります。 ギックリ腰(ぎっくり腰)という呼び方は症状を表している言葉ですので、病院の診断で用いられる診断名ではありません。

ギックリ腰は、腰の筋肉の一部が何かの問題によって、捻挫のように炎症を起こしている状態です。 ギックリ腰の発生は重いものを持ったときに限らず、日常的な動作の中でも起こりえます。 また、文字通り「ギクッ」という音を感じる場合もありますが、音を感じないからギックリ腰(ぎっくり腰)ではないということはありません。

一般的に西洋医学では安静にしていれば回復するとされており、 ある程度回復したところで無理をしてしまい慢性化する場合が多いと言われています。 また、重度の椎間板ヘルニア(重度の痛み、しびれや麻痺がある)や腫瘍による急性の腰痛は外科手術が必要になる場合もあります。

自宅で出来るギックリ腰(ぎっくり腰)の対処法

ギックリ腰を起こしたら2〜3日はできるだけ安静にしていることが望ましいのです。 まずは安静を保つために、もっとも痛みがやらわぐ姿勢を取ります。 多くの場合は腰が痛くて伸ばせない状態ですので、無理に腰を伸ばそうとせず腰を曲げて横向きで寝る姿勢が楽な姿勢となります。

炎症を起こしているため、アイシングによって患部を冷却すると痛みが緩和されます。 ビニール袋に氷を入れて患部に当てて冷やします。

氷嚢を作る以外にも市販の冷シップを使うこともできます。 3〜4時間程度で冷感が無くなりますので、効かなくなってきたら張り替えるのが良いでしょう。

間違った対処法

冷えによるものと判断して入浴などで暖めたり、早く腰が伸びるようにと無理にストレッチなどをすると、 かえって悪化してしまうことが多くあります。

医師による治療が必要なギックリ腰のような痛みを伴う急性の腰痛もありますので、医師の診断を受けることも重要です。 市販薬を使う場合は、医師や薬剤師の指示に従ってください。

カイロプラクティックとギックリ腰(ぎっくり腰)

腰の筋肉では大腰筋、腸骨筋という筋肉があり、二つをあわせて腸腰筋と呼びます。 ギックリ腰では、この筋肉が問題を起こしている場合が多くあります。 この筋肉は腰椎・腸骨から大腿骨に繋がっていますので、この筋肉が過緊張をすると腰が伸びなくなります。

この筋肉は腰椎や骨盤に問題があると問題を起こしやすくなります。 また一度ギックリ腰になり初期の炎症が取れても、関節に問題が残ればギックリ腰が再発しやすくなります。 一度ギックリ腰になると癖になるというのは、関節の問題が解消していないからと言えます。

その場で痛みが完全に無くなったり、何事も無かったかのようにスッキリとなるとは、まず期待できません。 しかしカイロプラクティックのギックリ腰に適応した無理の無い矯正をすることで、 関節の問題を解消することにより症状の早期緩和を促し、再発予防が期待できます。

以上は一例です。すべてのぎっくり腰が当てはまるということではありません。

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