痛みの問題

痛みの発生

痛みは痛覚神経末端の侵害受容器に刺激を受けたときに発生します。 言い換えると、痛みの原因となる障害(怪我など)が生じると神経が興奮し、 その信号が痛みを感じる脳に達したところで痛みと感じるのです。

たとえば怪我をして痛みがある場合でも、熟睡しているときは痛まなかったりします。 寝ている間に怪我が治ったわけでもなく、眠っている脳が痛みを感じていないからです。 怪我という痛みの原因があるのですが、痛みの感覚は怪我の場所から神経を通じて脳に伝わり、 脳が痛いと判断しているのです。

痛みは神経路の途中で神経が興奮した場合にも、その神経末端の領域の痛みと感じます。 例えば腰椎に神経根障害がある場合には下肢の放散痛(足に出る痛み)となって現れますが、 それは下肢の痛む場所が悪いのではなく腰椎に問題があるのです。

また痛覚の神経路に他の神経路からノイズのような信号が入ることにより、 その神経が異常な興奮をしてしまうこともあります。 それはある背骨のゆがみによって椎間孔が歪んで異常信号を出しているかもしれませんし、 また内蔵の臓器からの異常信号が入り込んでいるかもしれません。 ある部分の痛覚神経が興奮しやすい状態にあるときには、 そうしたノイズによって異常な興奮をさせてしまうこともあるでしょう。

痛みからの回復

体は何らかの障害を受けたときに、それに対応する手段として筋肉の緊張を増やして障害部位を保護しようとします。 またその障害を受けた部位では炎症が起こり、障害を受けて壊れた組織を取り除こうとします。 炎症が起きている場合は、まず安静にすることが重要となります。 動けないほどの痛みの場合には、激しい痛みのある部位を冷やして安静にしていれば、多く場合は2〜3日で痛みが落ち着きます。 その後、カイロプラクティックを受けることがより効果的でしょう。

疲労が溜まっているときには、筋肉が引きつりやすい状態になります。 この状態では何気ない動作で激しい痛みが引き起こされることがあります。 そうした場合、背骨のゆがみが激しい痛みを起こす引き金になっているのですが、 背骨のゆがみを改善しただけで痛みが即時に解消するものではありません。 局所的に起きている炎症による痛みもありますので、落ち着くまではやはり2〜3日かかることもあるでしょう。

ギックリ腰(ぎっくり腰)のような場合は、多くの場合は疲労が溜まっていることが多いのです。 根本的には疲労している状況を改善する必要があります。 それは日常的に行っている悪い動作であったり、 悪い姿勢が引き起こしている背骨のゆがみから起きる疲労かもしれません。

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