頭痛,偏頭痛,頭重感
背骨のゆがみによる血行不良と頭痛
病院で診察を受けても原因のよく分からない頭痛,偏頭痛,頭重感に悩まされることがあります。 そのような頭痛,偏頭痛,頭重感の中には、血液循環が悪くなり脳へ供給される酸素が不足していることで起こるものがあります。
首の部分にあたる背骨は頚椎と呼ばれますが、この頚椎にある横突孔という穴の中を血管が通っています。 頚椎にゆがみがあると血液の循環が悪化してしまいますので、脳へ血液を介して酸素を送ることが不十分になるのです。 酸素が足りなくなるために頭痛という痛みが発生することがあります。
また、頚椎の中でも上のほうの椎骨からは頭の皮膚に向かう神経が出ています。 そのため頚椎のゆがみが神経の出ている部分であった場合は、神経を刺激してしまうために頭の皮膚の痛みで頭痛を感じることもあります。
姿勢と頭痛
人間の頭は5kgほどあると言われています。 姿勢が崩れて頭が前方に突き出すような形になっている人をよく見かけますが、 そのように姿勢が崩れている状態というのは、頭痛も起こりやすくなります。
肩こりの原因と同じですが、
前方に移動した頭は、首の後ろから肩にかけての筋肉を緊張させることによって、その位置を維持しています。
緊張した筋肉は血行が悪くなり疲労物質が溜まりやすくなります。
血行が悪いことから、酸素が足りなくなるので鈍い痛みとなって現れます。
姿勢の悪化によって負担が掛かる筋肉が後頭部についている筋肉の場合、
その筋肉の疲労が頭痛と感じることがあります。
カイロプラクティックによる頭痛の解消
背骨のゆがみを解消することで、血行不良や悪い姿勢を正すことによって頭痛の解消を図ります。 カイロプラクティックの矯正、特に頚椎の場合はスラストによる矯正（いわゆるポキっと音がする矯正方法）が危険だと認識されている場合があります。 実際にはきちんとゆがみのある部分をカイロプラクティックの検査で調べて、 正しく矯正を行えば危険ということはありません。 そしてカイロプラクティックの場合は様々な矯正方法がありますので、スラストを行わなくても矯正は可能です。
以上は一例です。全ての頭痛がこのような原因や解消法になるものではありません。